2017.10.20

独自奨学生制度、導入提案
愛知東邦大が南信州広域連へ

愛知東邦大(名古屋市)が南信州広域連合に対し、授業料の減免や飯伊地域でのインターンシップ(就業体験)の実施を盛り込んだ独自の奨学生制度の導入を提案した。十六日に喬木村で開かれた連合会議で報告された。

制度は、連合長または構成市町村長の推薦する「南信州奨学生」を毎年数人程度受け入れ、最高で授業料の半額に相当する約五十万円を四年間支給する内容。奨学生は一年時から飯伊の企業などでインターンシップ(就業体験)に臨むのが特徴。夏、春休みに数週間程度の実施を想定し、就職を念頭に学生と企業のマッチングを図る機会とする。

卒業後の就職先、在住地は本人の意向を尊重し、奨学金の返還も求めない。二〇一九年度入学生からの実施を目指している。連合は高校や企業などの協力が得られるかなどを調査し、提案受け入れの可否を協議する。

同大は経営と人間健康、教育の三学部。硬式野球部が毎年キャンプを実施している沖縄県読谷村との間で同様の制度を導入している。大学を運営する東邦学園の山荘が売木村にある縁から、同大の榊直樹学長が連合側に提案した。

(伊勢村優樹)
 
2017年10月17日付中日新聞朝刊 長野版