2017.11.30

川崎市立看護短大
4年制へ
市議会健康福祉委で報告

 川崎市は11月24日、3年制の市立看護短大(幸区小倉4)を4年制の看護大学とし、2022年4月の開学を目指す方針を市議会健康福祉委員会に報告した。一方、川崎看護専門学校(高津区久本1)は、早ければ20年度末で市の補助金が廃止され、閉校になるという。

 看護短大については、4年制大学志向の高まりや、医療の高度化、多様化への対応が求められる中、3年間のカリキュラムでは過密であることから、外部の検討委員会や庁内プロジェクトであり方が検討されてきた。

 この日の委員会で市は、来年度に整備基本計画を策定し、2019年4月から国との事前協議を始め、22年4月に開学するスケジュールを示した。看護短大卒業後に市内の医療機関などに就職した学生の割合は過去5カ年で55.3%。市は、地元出身者の確保や卒業後の市内定着促進にさらに力を入れる考え。

 准看護師を対象に正看護師を養成する2年制の看護専門学校は、市や市医師会などが出えん金を出す公益財団法人が運営しているが、本年度の入学生が26人(定員40人)で定員割れが生じている。今後も厳しい状況が続くと見込まれるため、市は補助金廃止を決定。19年4月入学を最後に募集を停止するという。 (小形佳奈)

2017年11月25日付 東京新聞朝刊