2025.12.12
千葉大松戸キャンパス産
シャインマスカット使用のビール 「園芸学部エール」に舌鼓 知事「さわやかな味わい」
千葉大学松戸キャンパス産のシャインマスカットを使ったクラフトビール「園芸学部エール」の開発に携わった同学部の学生らが県庁を訪ね、開発の経緯や出来栄えを報告した。試飲した熊谷俊人知事は「さわやかな味わい。ブドウが後からくる」と舌鼓を打った。
宇宙環境でもブドウを生産できる先進的な果樹栽培技術の研究過程で余ってしまう果実の「ロス削減」を模索する中で、3年前に企画が始まった。柏市内のブルワリーとの連携で完成し、大学や地域のイベントで提供している。
大学院2年の功刀(くぬぎ)幸暢さんは「酸味を生かすため、食用より早めに収穫するなど工夫した。苦みがなく、幅広い層に楽しんでもらえると思う」と強調した。
クラフトビールの飲み比べが好きという熊谷知事は「ブドウのビールは初めて。東葛地域の飲食店で楽しめるようになるといいですね」と期待した。
園芸学部の百原新・学部長は「ビールを通して、先進的な栽培技術の開発にも関心を持ってもらえればうれしい」と話した。当面はイベントなどで提供を続け、将来的に増産を目指すという。(小川直人)
2025年12月12日 東京新聞 千葉版
https://www.tokyo-np.co.jp/article/455500