2026.02.23
芸術文化振興へ
学生の力借りる 県財団と埼玉大が連携協定
彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市中央区)と埼玉会館(同市浦和区)を管理運営する県芸術文化振興財団が17日、埼玉大と包括連携協定を結んだ。初めての外部団体との協定で、芸術文化振興や人材育成のための幅広い活動につなげる。
財団と埼玉大は、これまで講義開催やインターンの受け入れなどで交流があった。協定は、これをさらに深めて「地域の芸術文化の支援・振興」「豊かな芸術的素養を持つ人材の育成」などを進めるとうたっている。
さいたま芸術劇場で協定締結式があり、近藤良平芸術監督は「大学には、僕たちよりも考える力がある。新しいものが生まれるタイミングが来ている」と期待を込めた。財団の林直樹理事長は、若者の集客のために企画やPRなどで「学生の力を借りられれば」と述べた。
埼玉大の坂井貴文学長は「財団の専門性と大学の若い力が融合することで、これまでにない文化交流の形が生まれ、地域の芸術文化の新たな可能性が開けていく」と語った。(杉浦正至)
2026年2月23日 東京新聞朝刊 埼玉版
https://www.tokyo-np.co.jp/article/470627