2024.04.28

おふくろの味
おにぎり7種類 千葉商大の学生食堂に新店舗 4年生
土屋さん経営

 千葉商科大(市川市国府台)キャンパス内で、学生が経営する食堂に22日、新店舗が開店した。手軽にご飯を食べたい学生向けに、母親の味付けを受け継いだ男子学生が、おにぎりを提供する。店名は「おむすび 結(ゆい)」。学生同士や大学と地域を結び付けたいとの思いを込めた。
 開店したのは、サービス創造学部4年の土屋颯大(ふうた)さん(21)。同大では、経営のスキルと知識を身に付けてもらうため、2011年から「学生ベンチャー食堂」3店舗を、在学生に任せている。うち1店舗で経営者の学生が卒業したため、土屋さんが新店舗を運営することになった。

 提供するのは、韓国のおにぎり「ちゅもっぱ」や「五目」「焼肉」=いずれも1個200円=と、タラコとマヨネーズの「たらまよ」「ゆかりちーず」=同150円=など計7種類。日替わりサラダ、豚汁も用意した。いずれも地元産食材を活用しており、今後、新たな種類も取り入れる。

 味付けは「お母さんの料理を参考にし、コンビニにない味を目指した」と土屋さん。学生はパソコンを操作することが多いため、箸で食べる方式とし、おにぎりは軽く握っているという。

 開店前にはクラウドファンディングで資金を募り、来店した子どもたちに無料で710個のおにぎりを提供する「みらいおむすびチケット」も発行した。

 現在は就職活動中だが、大学院へ進学して店舗の経営を継続することも検討しているといい、「店を経営しながら、自分の将来をじっくり考えたい」と話している。(保母哲)

2024年4月23日 東京新聞朝刊千葉版

https://www.tokyo-np.co.jp/article/322936