埼大生が運営初参加
若者視点の「フリマ」

◆さいたま・南区で２７日

　さいたま市南区の南高通り商店会と浦和六辻商店会が主催する「第１４回青空ふりーまーけっと」が２７日、区内の辻８丁目緑道で開かれる。今回は地域と連携した活動をボランティアで行う埼玉大の学生広報サポーターが運営で初参加し、学生が提案した若者向けの企画も行われる。

　商店街が高齢化や後継者不足に直面する中、若者の視点で商店街の魅力を次世代に伝えて盛り上げようと、主催者側が大学に打診して実現した。打ち合わせから参加した学生のアイデアを積極的に採用し、ハロウィーンにちなんで仮装して写真撮影するコーナーに加え、子ども向けの輪投げなどのゲーム、じゃんけん大会などを行う。フリーマーケットもある。

　南高通り商店会の秋本清一会長は「新住民が増えている地域なので、新しい取り組みで地域に一体感が生まれたらいい」と期待を語る。イベントは午前１０時～午後２時。雨天の場合は１１月３日に延期する。（藤原哲也）

2024年10月23日　東京新聞朝刊埼玉版