2020.04.15

桜美林大・ひなたやまキャンパス完成
町田、市立小中学校跡地に

桜美林大(町田市常盤町)が芸術文化学群の新キャンパスとして同市本町田の市立小、中学校跡地に建設していた「東京ひなたやまキャンパス」が完成した。新型コロナウイルスの感染防止で新年度の授業開始が遅れ、学生が通うのは四月下旬となる見通し。

 キャンパスは広さ三万二千平方メートル。敷地は市から五十年間借りる。校舎は鉄筋コンクリート造り三階建て延べ一万九千平方メートルで、五棟が連結する。一昨年十月に着工した。今秋完成予定だった音楽・演劇ホールは設計変更で工事が遅れ、二〇二二年春から使用開始の見込み。

 キャンパスの名称は隣の日向山公園にちなみ、未来に向け芸術や文化に光が当たるよう願いを込めた。

 同学群は一八年度から定員を増やしており、既存キャンパスでは手狭になる。来春には千六百人の学生が新キャンパスで学ぶ。 

2020年3月30日付 東京新聞