2022.10.25

昭和女子大生
館山の児童指導

◆新聞ドーム作ったよ!

 昭和女子大(東京・世田谷区)の学生が館山市内の小学3~6年生の学習を支援する「ワクワク・ウキウキ教室」が8月23~25日、昭和女子大の研修施設「望秀海浜学寮(ぼうしゅうかいひんがくりょう)」(同市那古)で開かれ、計112人の児童が参加した。

 25日は図工の時間として、新聞紙を使った「新聞ドームを作ろう!」があった。新聞紙をパッチワーク状につないで周囲を留めた後、扇風機で空気を送り込んでふくらませた。子どもたちは出来上がったドームに入ってにっこり。

 「ものの吸水率を調べよう!」(理科)、「ニュースポーツに挑戦!」(体育)などもあり、参加児童は「全部の授業が楽しかった」「来年もまた来たい」などと話していた。

 同教室は、小学校教諭を目指す学生が先生役になり数カ月かけてオリジナルの授業を用意して実践する試み。同大と館山市は連携協力の包括協定を結んでおり、今回で17年目を迎える。コロナ禍で20年度は中止、21年度はオンライン開催し、対面型では3年ぶりの開催だった。(山本哲正)

2022年9月7日 東京新聞朝刊千葉版

https://www.tokyo-np.co.jp/article/200550