2025.10.28

ちばのマッシュルーム料理7品 和洋女子大生とコラボ 船橋東武で提供へ

船橋市本町の東武百貨店船橋店で営業する飲食店7店舗と、和洋女子大(市川市)の学生が共同開発した料理7品が、30日~11月19日に各店舗で提供される。マッシュルームを使った「グッドバランスフェア」と銘打って売り出され、学生たちは「ぜひ賞味してほしい」と呼びかけている。
 千葉県はマッシュルームの生産量が全国トップで、主産地は旭市と香取市。このため県産マッシュルームでオリジナル料理を考案することにした。管理栄養士を目指す同大家政学部健康栄養学科の2、3年生計14人が、1店舗を2人ずつ担当。メニューを提案し、7月から店長らのアドバイスを受けながら1品ずつを完成させた。

 7品は、マッシュルームを他の食材と揚げた「秋の味覚 マッシュルームコース」と「手作り 和ッシュルームコロッケサンド」「青じそ香るマッシュルームオムライス」など。値段は648~2300円。

 各店舗での提供を前に、メニューの発表会が21日、東武百貨店船橋店内で行われた。大葉を混ぜた塩とからしマヨネーズでも味わえる「マッシュルームとひれかつ定食」を開発した山口玲奈(れな)さん(19)、美代葵衣(みしろあおい)さん(19)=いずれも2年=は「あっさり味とパンチがある味という、違う食感も楽しんでいただきたい」と話していた。(保母哲)

2025年10月28日 東京新聞朝刊 千葉版
https://www.tokyo-np.co.jp/article/445375