2025.12.19

学生に食料品無料配布 物価高騰…
厳しい生活を支援 理科大野田キャンパスできょうまで

物価高騰で食費を切り詰めながら学ぶ学生たちを支援しようと、野田市の東京理科大野田キャンパスで17~19日、レトルトやインスタント食品などを無料配布している。食料品を手にした学生から「ありがたい」と感謝の声が上がった。(林容史)
 同大は2023年、新型コロナウイルスの感染拡大でアルバイトが減るなどして、経済的に厳しい生活を強いられている学生を助けるため、食料品の無料配布を始めた。今回が通算4回目になる。

 野田に加え、東京都の神楽坂、葛飾両キャンパスでも実施。日本学生支援機構(JASSO)の助成も受け、パックご飯やパスタ、インスタントラーメンなどのセット計千人分を用意した。

 野田キャンパスには400セットが届いた。18日、配布場所の会館会議室前に学生が長い列をつくり、正午に配布が始まると食料品を粛々とレジ袋に詰めていった。

 創域理工学研究科の大学院1年、高橋実乃理さん(22)は「研究や就活が忙しくてバイトが入れられないので、すごくうれしい。以前は、よくコンビニでおにぎりを買っていたけど、最近は高くて…。毎日、パスタを食べたり、お弁当を持っていったりしてしのいでいる」と話していた。

2025年12月19日 東京新聞朝刊 千葉版
https://www.tokyo-np.co.jp/article/457022