我孫子で竣工式 中央学院大硬式野球部 新たな練習拠点で秋の「逆襲Ｖ目指す」

全国優勝経験もある中央学院大硬式野球部の練習拠点（我孫子市）が２７日、学校創立１２５周年事業の一環で、新しく生まれ変わった。ナインは秋のリーグ戦優勝に向け、決意も新たにしている。
　同じ場所にあった以前の拠点は、築３０年ほどで老朽化が進み、選手１２０人以上の大所帯には手狭になっていた。室内練習場が建て替えられたほか、トレーニング室やミーティング室が別棟として新設。いずれも規模が拡張し、筋トレ器具も増えて、より多くの選手が同時に練習できるようになった。２７日の竣工（しゅんこう）式で関係者にお披露目された。

　同大は２０２１年に明治神宮野球大会で日本一を勝ち取った実績もある。今春の県大学リーグは５位と低調だったが、伊藤巧将（こうすけ）主将（４年）は秋季リーグに「逆襲の優勝を目指す」と奮起する。プロ注目の細谷怜央（りょお）投手（同）も「いろいろな種類の筋トレができるようになったのが、うれしい。感謝して、優勝できるよう頑張りたい」と話した。（平野梓）

２０２５年５月３０日　東京新聞　朝刊　千葉版