学び生かしてグルメガイド製作
足立・文教大生ら取材 キャンパス周辺の２０店紹介

　文教大東京あだちキャンパス（足立区）で食による地域活性化などを学ぶ学生らが、大学の最寄り駅周辺の飲食店２０店舗を紹介する小冊子「谷塚駅・文教大学周辺グルメガイド」を製作した。掲載店舗などで１部３００円で販売している。

　学生らは国際学部のゼミの３年生１２人で、専任講師の青木洋高さん（４５）が指導した。あだちキャンパスの最寄り駅・東武伊勢崎線谷塚駅（埼玉県草加市）周辺の店を学生が訪れて実際に食べてみた上で取材した。大学のすぐそばにあり、５００円のランチ日替わり定食が人気の「ぐっちゃん」や、アットホームな居酒屋「田舎」など２０店舗を掲載。佐々木陽寛（はるとも）さん（２１）は「食べ物には人を呼ぶ力がある。地元への愛着が広がってほしいと思い取材した」と話している。ガイドはＡ５判２３ページ。掲載店舗やウェブメディア「草加ローカルストーリー」のホームページで販売している。（細川暁子）

2025年1月20日　東京新聞朝刊
https://www.tokyo-np.co.jp/article/380332